10月17日~10月20日に開催された第63回技能五輪全国大会が閉幕いたしました。
日本木型工業会に競技運営委託をいただいている「試作モデル製作」職種についても無事競技運営を終える事ができました。門脇運営委員長・岩楯競技委員・上野競技委員・海野(競技主査)が競技運営を行い。補佐委員として草野様、河津様、内田様、大塚様に実務協力いただきました。競技運営に日本木型工業会会員の皆様から多大なご協力頂きましたことこの場を借りて感謝申し上げます。
当日応援にお越し頂き盛り上げてくださった日型会員の皆様有難うございました。
今後も技能五輪全国大会へのご理解・ご協力・アドバイス等よろしくお願い申し上げます。
大会結果
今年も上位選手は接戦で寸法精度のわずかな違い、嵌め合いの違い、モデル表面の微妙な凹凸の違いなどで勝敗を決しました。今年もトヨタ自動車選手が優勢ですが今年は愛知県の木型屋から参加している選手も検討し上位を脅かす存在になってきました。高校生選手にとっては難易度が高く酷な競技課題ではありましたが、実直に挑み形にしていく姿には感銘致しました。また、2回目参加の高校3年生の選手からは「高校卒業後は木型屋に就職する」と嬉しい報告を頂きました。少しばかりではありますが業界の若手人材育成に役立てたことをうれしく思います。
金賞(厚生労働大臣賞) : 若林 徹太(トヨタ自動車(株))
銀賞 : 新山 瑛大(トヨタ自動車(株))
銅賞 : 松本 幸士郎(トヨタ自動車(株))
参加者 7名
作品完成者 6名 作品未完成1名
棄権 0名

来年度の開催予定
第64回技能五輪全国大会
日程:2026 年12 月4日(金)~7日(月)
主会場:愛知県国際展示場(愛知県常滑市セントレア5-10-1)
執筆者:海野主査

